インタビュー - 株式会社micado 採用サイト
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今回は、創業期から参画し、今日まで会社の成長やクライアントへの価値向上に大きく貢献をしていただいているの池田 大希ディレクターに話を聞いてみました。

それではどうぞ!

全国各地の宿泊施設の“価値を最大化”し目標達成を支援するディレクター

普段されている仕事の概要を教えてください!

私の仕事は、ディレクターとして様々な施設の方々とお話しさせていただき、施設の課題を整理しながら、目標達成までの道のりをお客さまと一緒に整理するのが主な内容です。

北海道から沖縄までの全国からご相談をいただいていて、施設のジャンルや規模感、当然課題なども大きく異なるので、しっかりとお時間をかけてお話をお伺いし、実際に訪問することで適切なプランニングをすることを心がけています。

また、ディレクション以外にもInstagramを中心としたSNSマーケティングの支援をしており、単にフォロワーを増やすだけではなく、施設が多くの方々に愛されるためにブランディングから構築し、日々の発信に落とし込むようにすることで、これまでにない宿泊施設にとって適切な運用をしております。

最近特にご相談が増えているのは、施設の魅力を言語化し、ブルーオーシャンにシフトするための戦略として行なっている、マーケティング基盤構築という支援パッケージです。
基盤構築では、一つの施設に対して2ヶ月以上かけ、その施設独自の魅力を深堀しながら、市場や競合の調査を徹底的に行い、唯一無二の施設価値をデザインしています。

好きを追求することの大切さ

学生の頃やこれまでで自分の人生に影響した出来事はありますか?

私は、社会人2年目までサッカーをしていたのですが、高校2年生の頃チームメイトがプレー中のアクシデントで頭を強く撃ってしまい、病院で検査したのちに「もうサッカーはできません」と診断を受けたチームメイトがいました。

結局彼はサッカーがプレーできなくなってので高校中退してしまったのですが、彼が高校を辞める最後の日に、
「自分の好きなことが突然できなくなることが身をもってわかったよ、 でもこれからも自分の好きなことを続けるよ」
と言われたことがとても印象的で、記憶に残っています。

そして彼は高校中退後、世界を飛び回り元々好きだった映像のスキルを身につけ、今では世界でも活躍するクリエイターになりました。
彼の好きを徹底的に追求し、磨き上げることで多くの方々にとって価値のある人間になることができるという生き方は今でも刺激をもらえていますし、自分の成長にとって大きな影響になっていると思います。

本を読むことで広がる社会人としての日々の楽しみ方

普段の習慣などで今の仕事や人生に生きていることはありますか?

 昔から勉強は苦手で、外で身体を動かす方が好きだったのですが、先ほどの彼の言葉を受けて、その日から私の人生で大きく変わったのが、本を読む習慣です。

世界中の研究者や実業家など、様々な分野で成功を収めている人たちが見つけてきたことや、失敗したこと、努力していることなど、普通に生活していては知ることのできないことが世の中には多くあることを本を通して痛感しました。

自分の知識を増やすことで視野だけでなく生き方や働き方、またクライアントへの提案が広く、深くなっていくのは、毎日の自分の生活に刺激を与えてくれるので、幅広く情報を取り入れていくことは自分の中でも大切にしています。

また、好きなことには正直に行動することも意識していて、社会人になり我慢することが増えてくると、どうしてもそれが習慣となり、日々時間やノルマに追われて自分を押し殺してしまうようになってしまうので、そのようにならないために、好きなことに正直に行動し、そのために必要なスキルや知識を身につけることは、自分の人生を楽しむ上で絶対に続けていきたいと考えています。

自分のスキルがクライアントへの価値になる仕事

これまで経験した一番印象的な仕事はありますか?

 これまでmicadoで行ってきた仕事の中でも印象的な仕事はいくつもありますが、創業したての頃は、まだ企業としてだけではなく、自分自身のスキルや提供するサービスのクオリティという点でも未熟でした。

その頃は、ディレクターとしてではなく、カメラマンとして各地の施設にお伺いし、写真や動画を撮影していたのですが、まだまだ経験も少なく納得いく映像を撮るまでにかなり時間もかかっていましたし、お客様にもたくさん迷惑をかけてしまっていました。

その頃迷惑をかけてしまったお客様には、大変ありがたいことに今でも多くのご相談をいただいているのですが、仕事に取り組む前にもっと自分自身でできた準備や努力があったと、今でも後悔しています。
その経験があったからこそ、ただ頑張るというのではなく、自分のスキルを常に高め、業界で最高水準であると胸を張って言える状態で仕事に臨むということは仕事をする上でとても大切にしています。

また、クライアントの求めていることを丁寧に汲み取り、そのニーズ以上の価値を提供することは私にとって守り続けるべきサービスクオリティの基準だと考えています。

学びは怠らないこと。
今でもまだまだ足りない部分も多いいですし、これから企業としてどんどん成長する中で、多くの新しいメンバーを迎えることになると思うのですが、当時の自分の後悔を同じようにさせないためにも、とにかく目の前のクライアントに価値を提供できるように私自身が意識し続けることが大切にしていきたいと思います。

​知られていない素晴らしい施設をもっと世の中へ

今の仕事にやりがいや自身の責任感を持てていることはありますか?

 全国幅広い宿泊施設に訪問させていただいて、多くの方々とお話をさせていただくのですが、本気でマーケティングをやられている施設や、これからやろうとしている施設というのは、まず施設としての魅力が素晴らしく、コンサルタントとしてお伺いしていても、毎回とても素敵な体験をさせていただいています。

宿泊にいらっしゃるお客様のためにされている努力や工夫をお伺いする中で、私自身も勉強なることが多く、日々刺激をいただいるのですが、それほど素晴らしい施設でも、自らをプロモーションするのが苦手であったり、マーケティングのノウハウがないため、あまり世の中に知られていません。

その中で施設の課題であったり魅力を見つけるというのは、どうしても施設の中で働かれている方々だけでは難しい部分もあると思うので、私がその間に入ってサポートすることによって、今まで見えてなかった課題が見つかり、魅力を発掘していくことができることにやりがいを感じています。

自分に価値を感じてくれる人を1人でも多く

これからの人生で大切にしたいことやどのように成長していきたいなどのビジョンについて聞かせてください!

 奇跡のような人生を送りながら、いろんな人に価値を感じてもらえる人間になりたいと思ってるのですが、奇跡の感じ方や、捉え方については人によって差があると思いますが、私にとっては、 好きなことが十分にできて、いい仲間と素晴らしい仕事ができている“今”は、自分の中ではとても奇跡的だと思っています。

そんな風に過ごしていく中で、1人の人間として、自分に価値を感じてくれる人が増えていくように頑張りたいです。
それが今を作り、これからの自分の未来や、自分が関わる方々の軌跡を作っていくのだと思います。

 micadoは、これから6年目に入ろうというところで、年々規模が拡大し、事業が成長していますが、私自身も会社の成長に負けないくらい成長していきたいと思っています。

10年先にこの会社で働いているかどうか、そんな先の未来はわからないですが、これから必要としてくれるクライアントの期待を越えられるようにスキルを上げ続けることが直近の目標です。

そして、将来的に自分の人生の中で中学からの同級生である代表の田代と面白いことを何歳になってもやり続けたいと勝手に思っています。

これから一緒に働いてくださるメンバーへ

正直まだまだ会社としては足りない部分も多く感じることがあると思います。
でも旅行が好きで、自分のスキルも高めていきたい、将来自分で何かを成し遂げたい。
そんな志が高い方には、いい環境といいメンバーが揃っていると思います。

気になる方はぜひ応募してみてください!一緒に話しましょう!

池田さんこの度は、お忙しい中ありがとうございました!
私も経営者としてリダーシップを持ってこれからもメンバーのこと、お客様のことを大切に頑張って参りますので、これからもみんなで力を合わせて自分たちにできることを一つ一つ増やしていきましょう!

micadoでは、現在多くのクライアントにサービスを提供するために、コンサルタント職を募集しております。
日本にあるまだ知られていない宿泊施設を一緒に世に広める仕事をしませんか?
まずは気になることを質問してみてください!

皆様のご応募お待ちしております!!

販売戦略からWebサイト制作まで幅広いプランニングが可能なディレクター

普段されている仕事の概要を教えてください!

 主な業務概要は、宿泊施設のWebでの売上改善や販売戦略の立案といった集客のコンサルティングを行っています。
クライアントから頂いた具体的な売り上げ目標の達成に必要な施策をプランニングするために、楽天トラベルやじゃらんなどのOTAを活用はもちろんのこと、過去の実績や市場のトレンドや、旅行者動向の調査を徹底的に行っています。

データを根拠にネクストアクションを決定していくことで、クライアントにとっての安心感もそうですし、施策の成功確率を上げ、また結果の振り返りをする際に、成功または失敗の要因を特定しやすくなるので、特にデータという部分については重要視するようにしています。

他にもWebサイト制作のディレクションも行なっており、クライアントのご要望だけではなく、競合調査に基づくコンセプト表現のご提案や、ターゲット顧客を想定した全体構成の設計なども行なっています。

誰かを助けることができる存在を目指して

これまでで自分の人生に影響した出来事はありますか?

 一人っ子ということもあり、親以外の誰かに認められたいといつも思っていたことを覚えています。
そんな時に、誰かを助けるヒーロー(当時はウルトラマンやスーパー戦隊だったと思います)を見て、自分も誰かを助ける存在になりたいと思い、保育園で友達が困っていると積極的に助けに行ったりしていたそうです。

あまり記憶にありませんが、「頼り甲斐がある」とか「ありがとう」と友達だけでなく先生に言われたことがとにかく嬉しかったとうっすら記憶しています。

追い求め続ける自分自身の価値

これまでの経験の中で今の仕事や人生に反映されていることはありますか?

2つあります。
1つは誰かの役になれるキャリアを歩みたいと思い、レジャー業界でのキャリアを選択している点です。
前職は新卒から入社していた大手旅行代理店なのですが、たくさんの方々に様々なご提案をしてきましたが、誰かから感謝されたり褒められたりすることで、自分自身の価値について考えることができましたし、もっと価値を高めるためには今の自分に何が必要なのか、どのようなことをすれば良いかを考えることができているのは「誰かに認められたい」という考え方が繋がっていると思います。

2つ目はとにかく人の目を気にするようになった点です。
誰かのためになるためには、その人についての理解を高める必要がありますし、何より気にかける必要があるため、例えばメール一つ返すのにも相手がどう思うかをいちいち考えたり、社内での発言なども相手の目線に立って伝わっているかをいちいち確認したりするようになりました。
役に立ちたいと思う根源は臆病さがあると思うので、それはいまだに抜けきれていないのではと思います。

しかし、ある意味自分の臆病さというのは、クライアントが不安になる要素を取り除くことができたり、社内のコミニュケーションにおいても、積極的に声をかけることができるようになっているので、良い部分も多くあるとは考えています。

入社直後に売上200%増を達成

これまで経験した一番印象的な仕事はありますか?

リブランドホテルのWEB集客改善を行った経験です。
入社2ヶ月目で初めて担当したホテルがブランド移管し、販売戦略が変更したことに伴い、クライアントから提示されたWeb上の集客売上目標が平均3.1倍と大幅に増えたのですが、右も左もわからない中でも、必死にクライアントや市場の理解を深め、新たな知識や情報を取り入れながら、過去実績とデータ収集・分析を行い、今まで販売促進を実施したことのない新しいチャネルでの販売を促進した結果、開業1ヶ月前で昨年同月比売上約2倍増加させることができました。

この経験は現在の自身のマーケティングコンサルを行う基礎となっており、お客様からも評価いただけている点です。
マーケティングを続けていると、過去の成功法則に固執してしまい、新たなことに挑戦することだけではなく、分析手法や参照するデータなども定型化していってしまいます。
すると、時代の変化や市場ニーズの変化に対応することができず、いつか頭打ちになってしまうため、入社時の経験を忘れずに、常にアップデートし続ける努力というのは続けていきたいと考えています。

​クライアントよりもクライアント想いになれるか

今の仕事にやりがいや自身の責任感を持てていることはありますか?

 宿泊施設のマーケティングという独自性、クライアントからの感謝、自身がやりたい・やってみたいことに対しての支援、この3つがやりがいであると感じています。

世の中のビジネスには直接的に貢献していないのにも関わらず、多額の金銭のやり取りが多く発生しています。
真にお客様のために何ができて、どうすればそれを実現できるのか、社内社外問わずアウトプットすることが、自分が受け取る報酬に対する価値提供における重要なポイントだと考えています。

クライアントに、「佐藤さんはホテル担当者以上に熱をもってやってくれるね」という言葉をかけていただいたのですが、その時は何にも変え難いやりがいを感じました。
1人でも多くの人にそのように思ってもらえるよう、これからも自分の信じた価値を磨き続け、提供し続けたいと思いますし、自分の頑張りで利益面でも日頃の姿勢でも評価いただくことのできる環境は何にも変え難いやりがいであると感じています。

自己成長の先にある更なる提供価値の向上へ

 人が人生の中で出会う大切な人(友達、家族、恋人など)とずっと仲良くしてほしいと思っており、自分自身も、自分と関わる人とずっと仲良くいたい、自分以上に幸せになってほしいと思い生きています。

「自身の思いの体現」×「自身の価値の向上」の2軸を満たし続けられるよう、レジャーでの環境やできることにこだわっていきたいと思います。
私は自分が大切にしている思いである、“人生で出会う大切な人とずっと仲良く”を達成できるよう、生涯を通じてレジャーという手段を使って特別な体験を提供し続けたいと思っています。

長期的にはレジャーコンテンツを造ったり、プロジェクトを通してたくさんの人の笑顔を生み出す中心に居続けられるよう、自己研鑽に励みながら会社の利益貢献も行い、どんどん新しいことや今あるもののブラッシュアップをしていくことにこだわって成長していきたいです。

これから一緒に働いてくださるメンバーへ

目的に向かって一緒に高め合える方と出会えるのを楽しみにしています。
micadoを通じて日本のレジャーの常識を変え、一人でも多くの人の明日の笑顔のために切磋琢磨し合いましょう!

佐藤さん、貴重な時間を割いてインタビューにお答えいただきありがとうございました!
人としても、誠実さや思いやりの強さは私自身も普段刺激をもらっており、あまり無理しないで欲しいという思いもある反面、支え合いながら共に優しい心を磨いていきたいとも思っています。

佐藤さんを始め、micadoには本当に心優しい人が多く、さらにクライアントに対する責任感や仕事への向き合い方は社外に誇れる素晴らしい部分だと思うので、これから参画してくださるメンバーの方々とも助け合い、刺激を与えながらこの業界に対して本気で向き合い続けられるよう頑張りたいと思いました!

micadoでは、現在多くのクライアントにサービスを提供するために、マーケティングコンサルタントを募集しております。
日本にあるまだ知られていない宿泊施設を一緒に世に広める仕事をしませんか?
まずは気になることを質問してみてください!

皆様のご応募お待ちしております!!

経営計画から設計するホテルマーケティングの新たなアプローチで、宿泊業界に新たな価値と成長を提供するコンサルタント

普段されている仕事の概要を教えてください!

 主な業務は、売り上げの低迷や、新規開業、リブランディング後の宿泊施設の売り上げを安定的に増加させる仕組みの構築になります。
具体的にはクライアントである宿泊施設の長期的な経営戦略、資金計画、マーケティング計画を提案し、実行フェーズに落とし込むことを行っており、この中にマーケティングメンバーの教育や、日々の販売戦略の企画、施策の実行などが入っています。
クライアントの従業員の方々のリソースを加味した上で、弊社内のサポート体制を構築し、着実に目標を達成するためのマイクロマネジメントまでを行っています。

仕事をしていて楽しいことはなんですか?

 感覚的というより、ロジックやフレームワークに落とし込んで一つ一つ論理式が成り立つまで課題を細分化しているので、不安を抱えたまま提案するのではなく、クライアントも納得する内容を提案できることです。

誰もが「これなら目標達成ができそう」と思えるような計画を練り、実際にそのピースが綺麗にはまって行く様子や、売り上げ目標を達成し続けていく様子を見ていると、自分の仕事一つによって宿泊業界に与える影響の大きさが自分の仕事の規模感を実感できて楽しいと感じます。

経営層レベルである程度の事業計画が作られていても、その計画を達成するための資金計画やマーケティング計画が欠けていることが多く、予算の使い方一つで売り上げが大きく変わるにも関わらず、その使い方は現場任せになっているので、クライアントの企業内にある課題を解決することによって、顧客満足度だけでなく、従業員満足度の向上にも貢献できることも楽しいと感じる仕事の一つです。

野球を通して学んだ仲間の大切さ。そして現在の仕事において生きていること。

これまでの人生において重要だった経験はありますか?

 小学生から社会人までの20年間、選手として野球を続けてきたのですが、
野球をやってきてで学んだことは、「仲間の大切さ」「適材適所」「チームワーク」です。

私はmicadoに入社する前の5年間、銀行員として働いていましたが、仕事をしていく上でもこの3つは大事だなと感じました。
要するに信頼関係を築くことが大事だということです。

人間は1人では生きていけませんし、野球が上手いのにポジションをコンバートされたり進学先を見誤ったせいで選手として大成しない人間をたくさん見てきました。
また、自分がいくら活躍しても、チームメンバーとの関係性が築けていなければ試合に勝っても感動は薄いものになります。
これは仕事でも人生でも全く一緒のことが言えます。
お客様のための仕事をやり切れた時の食事は格別なものがありますし、心底心を許せる仲間と飲んだ時の満足感は非常に大きいです。
だからこそ仕事でもお客様だけでなく、社内でも信頼関係を築けるように意識しています。

人生の中で大切にしていることはありますか?

長い人生では楽しい事や嬉しい事もあれば、辛い事や悲しい事もあるけれども、何が幸福で何が不幸かは直ぐに決まるものではないということです。
だから嬉しい時には自己を律し、悲しい時には将来必ず幸せが訪れるものと信じて、毎日明るく元気に過ごしていこうと思っています!

これからの仕事と掛け合わせて考えた際に、どのように成長していきたいですか?

人生は分からないことばかりで、様々な問題に直面しますが、仕事を通し自分だけではなく多くのお客様の課題も解決していくことで、いかなる時にもたじろいだり迷ったりしない人間性を作っていきたいです。

これから一緒に働いてくださるメンバーへ

当社はおかげさまで創業5年目を迎え、安定・拡大期に入ろうとしています。
このステージを乗り越えていくためには明るく、根気のある方が必要です。
是非一緒に次なるステージのmicadoを作り上げていきましょう!

水上さんインタビューにお答えいただきありがとうございました!
組織論や、経営論、マーケティング論など、幅広く、深い知識を持つ水上さんには、私自身も多くのことを学ばせてもらっており、社内外において活躍しているので、これからもその知識の広さと深さをアップデートしながら全国の宿泊施設に大きなプラスの影響を与え続けてほしいと思います!

メンバー全員が仲が良く、フラットなコミュニケーションを取れるだけでなく、学習意欲が高いメンバーが多いので、本や論文で得た知識や、クライアントと行った施策の結果などをシェアしあっているのを聞いて、私自身毎日新しい発見がありとても楽しく働かせてもらってます!

micadoでは、現在多くのクライアントにサービスを提供するために、コンサルタントを募集しております。
日本にあるまだ知られていない宿泊施設を一緒に世に広める仕事をしませんか?
まずは気になることを質問してみてください!

株式会社micado執行役員 渡邊 典史
17歳から約50カ国を渡り歩き、教育支援や難民ボランティアに携わる。
特にSEOによるユーザー獲得を得意とし、全国の宿泊施設でOBO(Online Booking Optimization)を標準化できるように、宿泊予約や自社サイト集客の研究を行っている。

世界を股にかけ「なければいけなかった」理由

高山:色々な国に行かれていたのは知っているんですけど、そもそもどうして行こうと思ったんですか?

渡邉:自分はやりたいことがなかったけど、普通の大学生になりたくなくて、いわゆる勉強してバイトして、みたいな。なんとなく生きるのが嫌で、旅に出ようと思ったんだよね。ちょうど夏休みだったし、お金もなかったから、調べて、航空券が安かったのがマレーシアだったからとりあえず1ヶ月行ってみた。そのころは英語も喋れないし一人だったし。

高山:え、英語も喋れないのに一人で行ったんですか?

渡邉:いけば何とかなるだろうと思ってさとりあえず辞書とガイドブックを持っていったんだけど、ガイドブックに書いてあることを話しても、リスニングできないから何言ってるのか分からなくて、クアラルンプールのターミナルで1時間くらいさまよってた(笑)

高山:それでどうしたんですか?

渡邉:右も左もよくわかんなくて、宿も取ってなくて、その当時はアプリで予約できることも知らなかったからね。とりあえず適当な人に聞いて、方向だけ教えてもらって宿について、辞書見ながら「部屋空いてますか?」って聞いて。空いてるってのはわかったんだけど、英語喋れないからなんとか身振り手振りで泊めてもらって。そこはゲストハウスだったんだけど色んな人が寄ってきてくれて、散歩連れて行ってくれたり一緒にチェスやってくれたりしてたんだけど、何言ってるのか分からないからとりあえず笑ってごまかして1日1日を過ごしてたわ。

太一:そこはどれくらい泊まったんですか?

渡邉:4日ぐらいかな、そこから転々としてた。

それまでゲストハウスなんて知らなくて、こんなところあるんだって感じだったの覚えてるな。

毎朝挨拶から始まるんだよね。普通の日本のホテルではありえない光景で、知らない人同士で会話するのが当たり前だった。

高山:すごい世界ですよね。他に何かありましたか?

渡邉:とりあえず色んな地域を回って、色々な人と会った。

それで、日本に帰ってきてゲストハウスの仕事に携わりたくなって、「ゲストハウス バイト」で調べてみたらちょうど大学の近くで募集があったから面接受けて働くことになったんだよね。

宿泊業に入るも…不安を抱えていたわけとは

高山:それほどマレーシアの体験が深く刺さったんですね。それから宿泊業に関わり始めた感じですか。

渡邉:最初はアルバイトだったんだけど、毎日違う人が泊まるからそれが楽しかったし、これなら一生やってられるって思ってた。でもなんかこのままじゃダメだって思ったんだよね。

ゲストハウスって、忙しいし、お金もそんなにもらえないからさ。

そんな中そのゲストハウスで働いてた人が全員辞めちゃって、それを立て直すために現れた人がいて、その人は今でもお世話になってるんだけど。

その先輩はレベニューマネジメント(ホテルの売上最大化)をやってたんだけど、ずっと俺は表しかやって来なかったから裏側も知りたいと思って、その先輩のやっていた仕事を後ろから見て勉強しまくってた感じだね。

そこからだんだん自分でも色んな施設見るようになって、実際に足運んだりしてたから国内旅行は結構行ったよね。

高山:学生の頃からかなり色々な活動してたんですね。他にやってたこととかありますか?

渡邉:他には、ゲストハウスで出会った人たちの国に遊びに行ったりしてたね。

高山:へー、何カ国くらい行ったんですか?

渡邉:実は、マレーシアの帰国後の3日後にはオーストラリアにも行っていて。

ゲストハウスはそのあとだね。ゲストハウスで仲良くなった友達がバルセロナにいたから、1ヶ月くらいいて、ヨーロッパから始めて色んなところ転々としてたら、気付いたら50ヵ国くらい回ってた。

高山:50ヵ国ですか、、?お金とかどうしてたんですか?

渡邉:日本でバイトしてた頃のお金だけ。

友達の家泊まらせてもらったり、ヒッチハイクしたりしてたから、かかるのは日本からの飛行機代くらいだったよ。

高山:それ普通は真似できないですね…

渡邉:そんなことないよ(笑)

本気で何か知りたいと思っていたし、色んなことを吸収したいと思っていたし、結構楽観的に捉えていたところもあったかも。

とりあえず人と出会えれば全部OKみたいな感じで。

人と話すことにものすごく価値を感じて、その人の人生経験とかを聞くことで、自分が何者か分からなかった頃から徐々に変わってきて、意味のないものに意味をつけられるようになった。

高山:例えば、どういうことですか?

渡邉:大学の授業とかで「これは聞いても意味ないよ」って思うようなことあるじゃん?そういうのに、自分で考えて価値を見出すようになった。
お金を払ってるっていうのもあるけど、何かしらに活かせることがあるだろうって思うようになったね。

実際、政治とか経済とか意味ないだろって思ってたけど、今となってはすごい気にしてるし、考えるようにもなったね。

高山:それは今、どう活きてますか?

渡邉:自分の半径10mで起きてることにしか関心ない人っているじゃん?

俺もそうだったんだけど、政治とか経済を気にするようになったら、自分の知らないところで起きていることにアンテナ張るようになって。

それこそインターネットとか色んなものが発達し初めてた頃だったからその頃からWebに関心を持つようになった。

高山:確かにここ最近のIT技術の発達はすごいですよね。
それで、Webマーケを始めたんですか?

渡邉:そうだね、宿泊業界やめたらWebに関わりたいと思ってたから、それでWebコンサルの会社でインターンを始めた感じだね。

高山:そういえば就活とかはしていないんですか?

渡邉:したことないね(苦笑)

一斉にやらなくても正社員にはなれるじゃん。日本ってなんでみんな一緒に就活するの?みたいな。
まあリクルートスーツ着るのも、それで電車乗るのもなんか嫌で、わがままだったね。

高山:そうなんですね。普通の人って将来が不安で、色々調べたりとか先輩の話聞いたりとかするじゃないですか。不安はなかったんですか?

渡邉:不安はあったかなー。でも「将来どうすればいいんだろう」みたいなのって、海外行ったり、ゲストハウスやってたときに色んな人に話を既に聞いていたから、逆に好きなことやっても生きられるんだ、みたいな感覚にはなっていたよね。

大学卒業後の葛藤の日々

高山:卒業してからはどうしたんですか?

渡邉:もともと友達とゲストハウスやろうよって話をしてたから、とりあえず福岡までチャリで行って、ゲストハウス始めたよね。

高山:自転車で福岡まで行ったんですか?

渡邉:そうだね、とりあえず今しかできないし!みたいな(笑)

でもそこでゲストハウス運営し始めて、すごく怖くなって。

というのもやる前はワクワクしてたんだけど、東京の方が情報とか時間のスピードが早かったから、このままだとやばいなって思って、結構早い段階で帰ってきちゃった。

高山:帰ってきてからはどうしたんですか?

渡邉:前働いていた宿泊施設に戻ってマネジメント業をしてたんだけど、またそこで疑問を感じ始めて。

この事業って横に広がる可能性がないなって。結構属人的というかマンパワーで回す感じだからさ。

そんなこんなで、元々Webに興味があったからその可能性にかけてWeb業界飛び込んだって感じかな。

高山:それが代表と出会った会社だったってことですか?

渡邉:そうそう!

代表:田代の第一印象について

高山:貴彦さん(弊社CEO・田代 貴彦)の第一印象ってどうでした?

渡邉:こんなやついるの?30代ですか?ベテランですか?みたいな(笑)

もともとできる人と聞いてはいたけど、驚いたよね。

自分に自信があるというか。「俺できます!」みたいな雰囲気がすごい出ているんだけど、でもそれを口にするわけでもなく行動とかサービスで示していたのが印象的だったね。

それこそこの人とは交わることはないだろうなって思ってた(笑)

めちゃくちゃ参考になったのが、普通の人って自分の得意な仕事は手を抜いたりするじゃん?でも貴彦の場合は、どんな仕事でも手を抜くことなく全部本気でやっていて、それは俺にとってすごい刺激になった。

俺の見てきたほとんどの人は、周りに流されて手を抜いたり、いい感じの仕事ができたらそれで終わりみたいな人ばっかりだったから、この人と一緒に働いていれば自分も自然と貴彦みたいな考え方になれるんだろうなって思ったね。

高山:うわー、わかる気がします!

クールな感じに見えてめちゃくちゃ情熱的というか、自分の周りの人たちに全力で価値を届けるって感じですよね。

渡邉:そうだね。

そういう性格が人をやる気にさせて、みんなのモチベーションを高めているんじゃないかな?手を抜こうとしてる自分が心の中で現れたときに、“もったいない”って感じるようになる。

高山:もったいない?どういうことですか?

渡邉:全力でやるか、手を抜くかで、次の日の自分が変わると思うんだよね。

人生の時間ってどんどん減っていくわけだから、今ある仕事を全力でやった方が、明日以降の自分にとっていいじゃん?でもそういうのってわかっていてもできない。

同じような話になるけど、ほとんどの人ができていないことだから、周りに流されがちになるんだよね。

高山:たしかに…結構深い話ですね。

かなり長くなりましたけど、最後にmicadoを作った理由を教えてください!

渡邉:会社はずっと作りたいと思っていたけど、貴彦と色々話すようになって、この人と俺のスキルを合わせれば、すごい価値のあるサービスが提供できるって思ったからかな。

自分一人でできるのは宿泊施設のコンサルだけだったけど、そこに貴彦のWebのスキルが交わることで、自分の中で行けるって思えたからだね。

もちろんお互いのスキルはこれからも高め続けるんだけど、現時点でもまだ日本にはない最先端のサービスは提供できているし、お客さんの成果も出ているから、もっと勉強してもっと多くのホテルや旅館に自分たちの価値を提供できるようになりたいなって思ってる。

高山:ありがとうございます!
改めてお話をきちんと伺えて面白かったです!

最後に一言!

高山:最後に、これから参画する未来のメンバーに一言お願いします!

渡邉:まず、micadoに入れば間違いなくビジネスにおいての考え方やスキルは身につくと思います。
1日1日、自分にも人にも価値のある仕事をするというのは、誰もができるようなことではありません。胸を張って生き生きと仕事ができることは幸せだと思います。
これからまだまだ後進的な宿泊業界に向けてデジタル推進を一緒に進めていきましょう!

高山:いい感じで締めて頂きありがとうございます!
今回はお時間頂きありがとうございました!

今回の記事では、micadoのCOO渡邉にインタビューを行いました。
旅行しながら仕事をするというのは普通ではできない体験なので、興味をお持ち頂いた方は、是非オフィスに遊びに来てくださいね!