出演: 田代(CEO)、今西(マーケティングアシスタント)
オープニング
田代: 「micado Team Talks」ということで、この番組では株式会社micadoのメンバーをゲストに迎えて、micadoの内部のことや仕事のこと、普段通りに喋ってもらって会社の雰囲気知ってもらおうというラジオです。本日のゲストはこちらの方です。
今西: 株式会社micadoの今西悠人と申します。よろしくお願いします。
田代: よろしくお願いします。今日はシャープ6ということで、今西くんに仕事をしていて大変なことや楽しいことをぶっちゃけて話してもらうことで、新しく入ってくる人に「こういう感じなんだ」と分かってもらえたらいいなと思っています。
今西くんの仕事と「お米」
田代: まず、今西くんが今やっている仕事ってどんな感じですか?
今西: 一番の仕事は「ご飯を炊くこと」です。
田代: 違います(笑)。まあ炊いてくれてはいますけど。
今西: いつもご飯ありがとうございます。
田代: 初めて聞く方もいると思うので説明すると、恵比寿のランチ代が高いので、オフィスに炊飯器があってお米を買って炊いて食べているんです。その時、今西くんがいつもご飯を炊いてくれているんです。
今西: いえいえ、めちゃくちゃ助かっています。いつかチーズケーキとかも焼いてみたいなと。
田代: 炊飯器マスターになろうとしないで(笑)。本業は何をやっていますか?
今西: 本業はマーケティングの支援をやっています。
田代: 具体的にホテルのマーケティング支援をする時に、どんな要素があってマーケティングができているのか、初めて聞く方にも分かるように説明してほしいんですけど。
今西: 担当している施設さんのOTA(楽天トラベルやじゃらん、海外OTAのアゴダなど)周りの売り方、プランの作り方、料金設定、クーポン、セールの参画などを総合的な観点で見ながら、宿泊施設さんの売上を上げていく支援をしています。
田代: ありがとうございます。色んなことをやらなきゃいけないですよね。旅行者として旅行している人は料金が変わっていることは分かっていても、どんな仕組みで変わっているのか、料金の最適解みたいなのはあまり分からないですよね。料金ってどうあるべきか、解説できますか?
今西: まずは周りの競合との兼ね合いですね。それに釣られすぎて安売りをしてしまうと自分たちのブランドが潰れてしまうので、そこをどうやって兼ね合いを見ていくかが大事かなと思います。
田代: 需要が高いところでは値段高く売りたいし、需要がないところでは数が売れるように下げていかなきゃいけない。その範囲の中でどのタイミングでどういう価格にすればいいのかを考えなきゃいけない難しさがありますよね。Booking.comやアゴダなど色々なOTAサイトがあるので、それぞれに最適な見せ方・出し方をしなきゃいけない。それをひたすら考えているわけですが、その中で楽しいことは何ですか?
仕事の楽しさと難しさ
今西: どの仕事にも共通すると思うんですけど、やっぱりお客さんに喜んでもらえた時が一番楽しいなと思います。例えばお客さんが知らなかった情報、「このOTAではこんなことができるんだよ」という初歩的なところを伝えたり、クーポンをこの価格で設定するにはこういう意義があるんだよと提案して、それがハマった時は一番嬉しいですね。
田代: いいですね。ちゃんと分析をしないと見つからない。そこに僕らはお金を払っていただいて任せていただいているので、ちゃんとした根拠や戦略立てをして、クライアントのホテルの人たちが使えない時間を僕らが使って答えを見つけて、「これでどうでしょう」と提案してハマる。この快感の連続みたいな。
今西: そうですね、そこは辞められないですね。
田代: 逆に大変なこと、ぶっちゃけ嫌だな、しんどいなと思うことは?
今西: 最近はどんどん課題が抽象的になってきていて。入社した当初は先輩が「この課題があるからこれについて分析して」と教えてもらっていたんですけど、最近は「ここ売上上がんないよね、じゃあどうすればいい?」という結構丸投げで任せられることが多くて。そうなった時に、分岐が多すぎてどこを分析すればいいのか分からないというのは大変ですね。
田代: 本当にそうで。イメージとしてはお医者さんの診察みたいな感じで、「喉が痛いです」と言われたら「喉が痛い風邪ってこういうパターンがあるよね」と喉を見て赤くなっていたら「じゃあこのパターンだよね、他に熱ありますか?」とやっていけば薬が出せるんだけど、ホテルの課題って自覚症状がない状態で「なんか調子が悪いっす」という状態で来るから、全部見なきゃいけない。「目を見せてください」「耳見せてください」と全部やっていって、比較的他の患部と比べて喉が腫れてるよね、という風に見つけていく必要がある。さらに僕らはデータ分析をするので、メスを入れて内臓まで見て異常があるか、人間ドックレベルのことを毎回やっていく。そこの重さみたいなのはありますよね。
今西: そうですね。
田代: 大変なものをどうやって乗り越えられると考えていますか?
今西: 一番は経験を積むしかないかなというところはどうしてもあるんですけど、最近新しく入ってきた社員の人に教えるという立場も増えてきて、人に教えるとなった時に自分がどういう視点で物事を見ているんだろうと見返す機会があったので、それはすごく自分の成長に繋がっているなと思います。
田代: なんとなく壁に見えていたものが、すぐ横には実は階段があって、一段一段丁寧に上がっていけば越えられるんだ、みたいな感覚になりますよね、人を教えていると。
今西: そうですね。
田代: 嫌だなと思っていることは徐々に解決していきそうな感じですか?
今西: そうですね。
田代: 今後はテクノロジーの部分で、人間ドックも血液検査ピってやったら一瞬で全部出るみたいに進化していくと思うので、僕らの診断自体も、人間がそこまで全部手当たり次第解剖して見つけなくても、データの一覧が出てきてその中で問題がありそうなものが出てきて、その中で人間が最終的にやらなきゃいけない部分だけ作業するというところまで、今西くんがシステムを構築するところの考え方を出せるようになってくると、自分を苦しめている問題を自分で解決できるようになってくる。
今西: そうですね。
田代: コンサルタントとして仕事をしていると、慢性的な問題ってあるんだけど、時間をかければ解決できるようなこともあったりするせいで後回しにしちゃったりするけど、実は一回踏ん張って解決したほうがいいよねみたいなことって多いじゃないですか。
今西: はい。
田代: そういう視点で人に教えながら「あれ、これちょっと無駄かも」と気づけたら、ぜひガンガン提案して改善していってほしいなと思います。
マーケターを目指す人へ
田代: これからマーケティングのコンサルタントとして働きたいという人もいると思うので、今西くんが見ているマーケコンサルのおすすめポイントはありますか?
今西: まず旅行が好きというのは絶対あったほうがいいなとは思うんですけど、それ以外で言うと、数字はある程度適正というか、苦手意識を持ってたとしてもそれに向き合う意欲みたいなのがあったほうがいいなと思っていて。マーケターってどうしてもキラキラなイメージを最初は持っていると思うんですけど、結構地道に数字と向き合うところもあって。僕は昔、電車の時刻表を自分で書くぐらい実は数字が好きだったので、今すごく楽しいんですけど。
田代: マーケティングのイメージ、働く前はどうでした?
今西: 働く前はひたすらみんなキラキラの会議室で、みんなで画面見ながら「ここの色こうしたらいいじゃん」とか企画してるイメージでした。
田代: ドラマのマーケティングって大体そうですもんね。企画書でもっとこうするべきだよ、なんとか性のなんとかを入れて、みたいな。全然そんなんじゃない。もっと地に足ついてますよね。
今西: そうですね。
田代: 大体会ギ室でアイデアを出すことはあるけど、大体一人でデータ見て分析したほうがマーケティングに繋がってる気がする。議論するより分析する。その上で最後のアイデア、最後に赤にするか青にするか黄色にするかみたいなところをデータに基づきながら色んな意見をもとに議論するみたいな感覚だから、みんなのイメージとは違うかもしれない。
今西: 違いますね。
田代: じゃあ地道な仕事ということですか?
今西: まあ、最後のところだけを切り抜いて憧れを持ってるので。結局数字がないとお客さんも納得いかないし、失敗するしね。
田代: 準備の部分も楽しめてるし、だんだんとやっていく中での簡単に方程式にハメて解決できない問題も当然出てくるから、そこに対してどう向き合っていくかが今後の課題ですかね。
今西: おっしゃる通りです。
最後にメッセージ
田代: 最後にこれから働きたいと考えている人へメッセージがあれば。
今西: 自分が経験したことで言うと、めっちゃいい会社だと思います。本当に世の中に必要とされている仕事だなというのを、関わっていけば関わっていくほど、どんどんこの会社のやっていることの規模の大きさとか、世の中に必要とされているところを感じてきて、今どんどんワクワクが止まらなくなってきているので。参加するなら今しかないと思います。
田代: 悩んでいるんだったらぜひやってほしいですね。一個前のシャープ5では、人事の水上といろいろ話して、会社の組織が今どんな感じになっているかとか、どんな工夫しているかみたいな話もしました。いい会社ではあると思うんだけど、経営陣も努力はしているけど、何よりやっている仕事が喜んでもらえるし、世の中良くする一つのサイクル、歯車として成り立っているなとは思うから、こうやって一人働いているメンバーがそう言ってくれているとちゃんと伝わっていて嬉しいなと思います。
今西: 打ち合わせなしで言ってるんで。
田代: 大丈夫だよ、そこ言わなくても。それは言ったら逆に怪しまれるから(笑)。
今西: 本心です。
田代: 僕もそんなちゃんと聞いたことなかったから。ありがとうございます。熱い想いで。これからも頑張っていただければなと思います。今日はありがとうございました。
今西: ありがとうございました。